関東の私立大学の大学群はMARCHや日東駒専などさまざまなものがあります。今回は、大東亜帝国という大学群がどういったレベルの大学なのかを解説します。
大東亜帝国とは?
大東亜帝国とは、大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、国士舘大学の5つの大学をくくったものです。
大・・・大東文化大学
東・・・東海大学
亜・・・亜細亜大学
帝・・・帝京大学
国・・・国士舘大学
大東亜帝国の偏差値は?
大東亜帝国の各大学の偏差値を見ていきます。
大学名 | 偏差値(河合塾) |
大東文化大学 | 37.5~50.0 |
東海大学 (医学部を除く) | 35.0~52.5 |
亜細亜大学 | 35.0~42.5 |
帝京大学 (医学部を除く) | 35.0~50.0 |
国士舘大学 | BF~50.0 |
どの大学も偏差値が40~50くらいの学部が多いです。低い学部では35くらい、高い学部では50くらいで、学部によりばらつきがあります。
しかし、この中で亜細亜大学だけは唯一偏差値が50以上の学部がなく、一番高い学部でも42.5となっています。
大東亜帝国は中堅下位の大学群とするのが妥当だと考えられます。
大東亜帝国はFランなの?
大東亜帝国の各大学は多くの学部の偏差値が40を超えているのでFランではありませんし、恥ずかしくもありません。実際、大東亜帝国の大学を受験して不合格になる人も毎年たくさんいます。
学部によっては入試倍率が2倍・3倍のところもあるため、油断してると普通に落ちます。
大東亜帝国から大手企業に行ける?
大東亜帝国の各大学の卒業生の就職先は多様です。特に、学生数が多く、文系・理系ともに多様な学部を持つ東海大学は就職先も幅広いです。
ただし、大東亜帝国の大学から大手企業に就職するのは簡単ではありません。その理由として、人気の企業は学歴フィルターを設けていることが多く、企業によっては日東駒専やMARCH以上の学生のみを選考対象にすることが多いためです。
とはいえ、大東亜帝国の大学から大手企業に就職する学生さんも少なからずいますので、努力次第では不可能というわけではなさそうです。
大学群の位置づけ
日東駒専>>大東亜帝国>関東上流江戸桜
大東亜帝国は偏差値、知名度、大学名のブランドなどを総合的に判断して日東駒専より下・関東上流江戸桜より上であるとするのが妥当です。
日東駒専の各大学は高学歴大学として考えている人も多く、大学名のブランド価値もそれなりにあります。しかし、大東亜帝国は知名度は高いですが、大学名にブランドがあるとは言えません。そのため、日東駒専と大東亜帝国の差は大きいと考えられます。
関東上流江戸桜と比較すると、大東亜帝国は知名度も偏差値も関東上流江戸桜より高いため、関東上流江戸桜よりも上であると考えられます。
まとめ
大東亜帝国の各大学は一定の知名度があり、ほとんどの学部が偏差値40以上なのでFランではありません。ただ、大手企業に就職したいと考えている人はできれば日東駒専以上の大学に進学した方が良いと言えるでしょう。